有機野菜を購入するメリットとデメリット

有機野菜の定義とは、植え付け前２年以上、多年作物は最初の収穫前の３年以上は化学肥料や農薬を使用せずに、たい肥などの有機質を肥料として生産された農作物で国が定めた認定機関によってJAS認定を取得した野菜のことです。

よく間違われますが、無農薬野菜や減農薬野菜とは違います。農水省のガイドラインに沿って、生産者が自ら肥料を作るところから始めるのが有機農業なのです。自然のものなので形が不揃いであったり、人件費などの生産コストが多くかかる分、価格も割高になります。

有機農法は、コストが高く採算が取れないために生産者が減っていましたが、近年の流通システムの発展やインターネットの普及によって、価格も手が届きやすくなったため人気が高まりつつあります。

大地と太陽の恵みをたっぷりうけて、自然にのびのび育った野菜は栄養面に優れ、安全性も高いことから小さな子供のいる家庭や、健康に気を使うお年寄りにまで幅広く需要があります。

さて、有機野菜を通販で買うことのメリットはいくつもありますが、やはり買い物に行かなくてもよいということが一番に上げられます。しかも、最近では価格もスーパーに並ぶ普通の野菜と大して変わりません。時間と体力を使って買い物に出かける必要はもうありませんね。忙しい人には特にオススメです。

お年寄りに人気があるのも、やはり重い荷物を持つのが大変だからでしょう。自宅にいながらにして新鮮な野菜が必要なだけ届くというのは本当にありがたいものです。

安全性というのもネット通販の魅力です。最近では生産者がインターネットを利用して生産中の畑やブログを公開したりしています。どこのだれが作った野菜なのかわかるというのは、とても安心して利用することができますよね。相手の顔が見えるというのは、とてもポイントが高いです。

最後に有機野菜のデメリットです。農薬などを使わない分、農家の方の人件費などの手間もかかっていますので、多少お値段も高くなります。たしかに都市部で店舗やレストランで扱われるような有機野菜はお世辞にも安いとはいえません。ただ、前述のとおり流通やネットの発展により、かなり低価格で手に入れることができるようになりました。

やはり一般的には、まだまだお高いイメージなのでしょうか。試しにネット通販のサイトを見てみてください。「エッ！こんなに安いの？」って思うはずですよ。有機野菜は日持ちしますしね＾＾